これまでの作品


上のものほど新しいです。



 

『ユニコーンの乙女 ―決戦のとき―』(講談社 青い鳥文庫)
2015年11月発売
ユニコーンの角の力で、回復したラーラ。女王ロト、王家のグリフォンのネロ、そしてルッカとともに、学術都市メティスを目指します。メティスには王宮の書庫をしのぐ大図書館があり、そこで古い時代の書物を調べる必要があるのです。
いっぽう、王都で大臣ブーエは、「女王ロトは亡くなった。遺言により自分が次の王になる」と、うその発表をしようとしていて……! 
受け継がれてきた「秘密」を解き明かし、賢王国を、人々を救えるのか?
ラーラのまなざしと、ルッカの思いの先にある未来は……? 
「ユニコーンの乙女」シリーズ最終巻です。


 

『ユニコーンの乙女 ―地下通路と王宮の秘密―』(講談社 青い鳥文庫)
2015年5月発売
金色のユニコーン・ルッカと王家のグリフォン・ネロとともに、女王ロトを救出したラーラ。ラーラたちはとりあえず身を隠すために、マイヤの町に逃げこみます。
王都に近いのに、とくに注意を引くものもない小さな町マイヤ。そこでふっと聞こえた声の正体をつきとめるため調べていると、地下通路の入り口を発見。地下通路には秘密と、閉じこめられた親子が隠されていて……! 
ルッカに迷惑はかけたくないのに、どうしてか素直になれないラーラ。
「ユニコーンの乙女」シリーズの2巻めです。


 


『ユニコーンの乙女 ―ラーラと二頭の聖獣―』(講談社 青い鳥文庫)
2014年12月発売
 テミス賢王国の最北にある「月神の家」。ここで月神セレネーと聖獣ユニコーンに仕えながら、薬草の使いかたや国の歴史、聖獣の知識などを学んですごしている12歳の少女ラーラ。ラーラと、同い年の少女たちは「月神の家」に来て4年目を迎え、「ユニコーンの乙女」選びの儀式をひかえています。
そんな儀式の前日、ラーラは流れ星のようなものが空から落ちるのを目撃します。落ちたと思われる場所に駆けつけてみると、そこには金色のユニコーンがたおれていて……。
ひょんなことから、金色のユニコーンと漆黒のグリフォンとともに、ラーラが女王を救う旅に出る冒険ファンタジーです。

 


『夢見の猫 風の犬宮』(くもん出版)
2012年3月発売
 物語の舞台は平安末期。平家が栄華を誇る中、毒の術を使っての権力争いに、猫の血を引く少女・夜斗は巻きこまれていきます。
夜斗は初恋の人に会いたいだけなのに、おそろしい術使いにねらわれてしまい、平清盛の陰謀を知ることになります。しかも、はなやかな宮の奥には結界が張られ、囚われていたものの正体とは……? 
初恋、友情と信頼、次から次へと降りかかる試練。
不穏な都を駆け抜ける、歴史怪奇ファンタジー。

 


『滝まくらの君』(岩崎書店)
2008年4月発売
 第六回ジュニア冒険小説大賞受賞で、デビュー作となった作品。
 物の怪のたたりなのか、病の床に伏せる皇女三の宮。彼女を救う方法を求め、童(わらわ)の朝露と遙は都をぬけだして、滝津神(たきつかみ)の領域へと踏みこんでいきます。
三の宮を救う方法とは? 「滝まくらの君」とは? 
古代王朝「滝津島水津保国(たきつしま みつほのくに)」を舞台に、人間の願いと神々の意思が交錯する和風ファンタジー。

   


◇ トップページへ ◇